平成29年4月16日(日) 晴れ
平成28年熊本地震の本震から1年が経過したこの時期。6回目の応援プロジェクトとして、現地でのグルメイベントを無事開催する事が出来ました。
熊本震災での被害が一番ひどかったと言われる益城町はこの日、晴れのイベント日和。前回以上の参加者と沢山の笑顔に包まれて大成功で終わる事が出来ました。
この日県外から駆けつけたボランティアスタッフは総勢23名。応援プロジェクトとして今回で6回現地に足を運んだのもあり、しっかりとした絆のもと、現地の方と共に最高のイベントを創る事が出来たと思います。
コラボイベントは2回目という事もあり、しっかりとした基盤の上に更に子供達を対象とした「ワクワクHIROYASU宝探し」となかやまれいこ先生協賛の「お花のプレゼント」も加え、幅広い方々に喜んで頂く事が出来ました。
グルメでは、尾道の市議会議員の宇根本氏率いる「尾道てっぱん料理くらぶ」による尾道お好み焼がまずは大人気で大行列。毎年気仙沼に尾道焼きの振る舞いで通った実力と手際の良さは目を見張るものでした。当日は気温28.9度で、4月の観測史上最高記録を更新した事もあり、瀬戸田レモンを使用した瀬戸田レモネードが大人気でした。
彩り並ぶグルメは、「炊き出しメニュー」ではなく、どれも本気のこだわりのグルメばかり。小規模だからこそ出来る豪華内容でした。イベント資金は池永の友人(著名人)からの寄付金で開催されました。
今回のメンバーも気仙沼での支援に関わったメンバーで構成されていたので、チームワークの良さはぴか一でした。
現地ボランティアスタッフは「おはな整骨院」のメンバーで形成された「熊本応援し隊」のメンバー6名。マッサージサロンの癒しの時間に加え、グルメイベントのスタッフとしても協力してもらいました。
メインステージではローランド金田氏によるMCで盛り上げ、緊急結成されたユニットAISe(鈴木あい、松瀬一昭、井上フヂヲ、池永憲彦)による応援コンサートが開催されました。全員ボーカルでの珍しいLIVEはそれぞれのメンバーが想いを込めた曲を披露し、会場を盛り上げました。会場には富司純子さん、原日出子さん、井ノ原快彦さん、金子貴俊さん、イモトアヤコさんによる応援メッセージがずらりと並び、現地の方々を驚かせていました。
今年NDF栄誉賞を受賞された日本の巨匠のフラワーアーティスト「なかやまれいこ先生」による鉢付のお花のプレゼント120本がテーブルに並び、会場に来られていた方々が大切そうに持って帰っておられたのが印象的でした。
東京から駆けつけたNPO法人HJP女性メンバー5名もこの日の為に作られた黄色いがんこ屋Tシャツを着て現地入り。笑顔で接客していました。
チームGANKOYAは気仙沼フカヒレ雑炊とレモン、そしてイベントの現地準備の総指揮を担当。イベント司会や、尾道ケーブルテレビのパーソナリティを務める石川典子さんもチームGANKOYAの一員で応援スタッフで参加してくれました。
当イベント影の応援者井ノ原さん提供の「ガチャガチャ」を使用した「わくわくHIROYASU宝探し」では、小学生以下の子供達がこぞってガチャガチャに書いてある番号を基に、ひろやす荘の施設の中に眠るお宝を探しました。お宝は豪華景品!のおもちゃ。これはかなり盛り上がったそうです。
イベントのラストは、ひろやす荘企画のバルーンリリース。今回の震災でひろやす荘に全国から頂いた温かい支援に感謝の気持ちと、復興への願い、それぞれの思いを込めて、大空に300個の風船を放ちました。AISeによる音楽と共に、色とりどりの風船が空高く舞い上がり、生涯忘れられない景色として参加した人達の心を一つにしました。
沢山のコンテンツと内容に参加者の皆さまは大満足。沢山の笑顔と嬉しい言葉を頂きました。最後スタッフが集合の挨拶の時に永田施設長は感極まり、心からの御礼の言葉を頂きました。熊本震災から1年。まだまだ復興が進まない現実があります。今日笑っても明日からまた大変な毎日が待っている方もおられます。
我々が出来る事はわずかな事ですが、たった一日でも人生の思い出の1ページを作るお手伝いが出来たならそれは大変意味のある事と感じます。
今回のメンバーはそれぞれ離れた場所から集まりましたが、基本は2011年の東北大震災から応援し続けた6年の絆があるチーム。
しっかりと来年のイベントも約束して帰ってきましたので、これからもこの活動は続きます。ぜひ応援よろしくお願いします。
池永憲彦
熊本地震復興イベント2017
尾道&気仙沼グルメ! Music&Salon in ひろやす荘 概要
1、期間 平成29年4月16日(日)
2、開催場所 熊本県益城町 特別養護老人ホーム ひろやす荘
3、目的
(1)熊本震災から1年経ったこの時期。以降避難所としても開放し、被災しながらも復旧活動を続けたひろやす荘のスタッフさんとその家族と、今も避難されている方々に楽しい時間を過ごしてもらいたい。
(2)気仙沼に炊き出しで通った尾道お好み焼、復興に向けて前に進んでいる気仙沼のグルメが今度は熊本の皆さんを元気付ける。東北に通ったArtistが心の歌を届ける。
4、イベント内容
【グルメ】:尾道お好み焼、気仙沼フカヒレ雑炊、瀬戸レモネード、気仙沼ホルモン、
広島菜漬お漬物、瀬戸田レモンケーキ、瀬戸内レモンおこし
【Music】AISeコンサート(鈴木あい、松瀬一昭、井上フヂヲ、池永憲彦)
【Salon】おはな整骨院によるマッサージサロン
【催し物】 バザー 手形アート ワクワクHIROYASU宝探し バルーンリリース
フラワーアーティスト「なかやまれいこ先生」によるお花のプレゼント
当イベントを応援して下さっている著名人による応援メッセージ
【メンバー】:尾道てっぱん料理くらぶ(尾道)、チームGANKOYA(尾道)、NPO法人Happy Japan Project(東京):アーティストAISe/ 鈴木あい(東京)、井上フヂヲ(尾道)、松瀬一昭(東京)、池永憲彦(東京)/熊本に感謝し隊(おはな整骨院) 順不同
参加者:200名~
協力・協賛・寄付:井ノ原様、特別養護老人ホームひろやす荘様、山形屋株式会社様、荏原商事(株)様、頑固屋有限会社様、おはな整骨院様、なかやまれいこ様、富司純子様、原日出子様、金子貴俊様、イモトアヤコ様、浜中和子様、大田原保様、湯浅久美様
主催:NPO法人Happy Japan Project
熊本地震復興支援プロジェクト第5弾~
益城町ひろやす荘応援サプライズ訪問
主催:NPO法人Happy Japan Project
訪問先:益城町ひろやす荘
平成28年10月14 日(金)
時間:12:00~14:00
場所:益城町ひろやす荘
震災から半年経った応援企画として、この度の支援者の一人、芸能界でも活躍する友人と共にサプライズ訪問を実行。朝の顔として幅広い知名度を持つ「彼」の登場に今までに聞いたことのない歓喜に包まれ、ひろやす荘のスタッフさん、利用者さんを元気付けた。
ひろやす荘は、震災から半年という事でこの週の日曜日(二日後)に復興イベントを
企画し、その準備をしていた。永田理事長、永田施設長、生活相談課長の
楠田さんにまず施設を案内して頂く。が、その間も次から次へ来る写真のお願いに彼は快く答えていた。いつ訪問するかを震災直後からずっと彼と考えていたが、今回はちょうど良かった。前回応援に来ていただいた富司さんのお話でも盛り上がり、大変感謝頂いた。
この数日前に阿蘇山の噴火があった。前回訪問した時は大きな地震があった。震災から半年経った今も現地の状態は変わらず、倒壊した家もそのまま。この先にどうなるか解らない不安と度々起こる災害に熊本の人は大分疲れているよう。少しでも元気付けられたらと思う。この後は、施設の利用者さんのもとへ。彼の登場におじいちゃん、おばあちゃんは満面の笑顔を見せて喜んでくれた。
その後は比較的ゆっくりとお話する事が出来た。全体的には短い時間だったが、大変喜ばれる意義ある時間を創る事が出来た。
熊本地震復興支援プロジェクト第4弾~
益城町ひろやす荘応援コンサート~音楽の園~
主催:NPO法人Happy Japan Project
協力:益城町ひろやす荘
平成28年9月2日(金)
時間:14:00~15:00
場所:益城町ひろやす荘地域交流ホール
出演アーティスト:AISe
松瀬一昭、鈴木あい、井上フヂヲ、池永憲彦
特別ゲスト: JOEY (熊本)
益城町ひろやす荘さんにはもう三回行っており、お互いの協力の元、地域の皆さんへの応援企画をさせて頂いております。ひろやす荘のスタッフさんには大変協力して頂き、一緒にイベントを創り、一緒に喜びを分かち合う深い関係になれていると感じております。
第一回 益城町 物資支援と応援企画
第二回 益城町 気仙沼キングスガーデンをアドバイザーとして誘致
第三回 益城町 尾道&気仙沼グルメ!瀬戸田レモンスカッシュとMUSIC!
今回は、第4弾として熊本応援活動にご寄付頂いております、尾道の浜中皮ふ科の浜中先生、そしてゆあさ眼科の大田原保さん、湯浅久美先生の義援金を現地で尽力されてる施設へお渡しする事も目的です。
イベントは富司純子さん、井ノ原さんの陰の大きなご支援でもう4回もここに来させて頂きました。心温かい支援者の皆さまのお陰です。改めて御礼を申し上げます。
今回は利用者さんや、スタッフさんに向けた元気が出る応援企画として応援コンサートを企画させて頂きました。もはや4回目の訪問なのでひろやす荘の方々はかなりの歓迎ムード。復興支援の嬉しい所は少しずつ絆が深まっていく所にあります。今回はライブという事で地域交流ホールという素敵なスペースを用意してくださり、大変やりやすかったです。
駆けつけてくれたアーティストは、いつものメンバー全員集合。それぞれの名前を取って「AISe」と名付けたバンドでございます。
A(鈴木あい) I(池永&井上) Se(松瀬一昭)。そんなAISeは、去年の台風18号の被害において緊急結成し、チャリティライブを企画した時に結成致しました。
もともと全員、東日本大震災の時からずっと 気仙沼に通ってるメンバーなので、自然にできたチーム。アイセは全員シンガーソングライターが出来る特殊なバンドです。そんなバンドで今回は、益城町で応 援コンサートを開催させて頂きました!!サックスの井上フヂヲ氏は、機材を担当してくれて、尾道から5時間半かけて運んでくれました。彼がいなかったら叶っていませんでした。本当に感謝です。
結果としては、大盛り上がり。ひろやす荘の楠田課長さんからは、
「間違いなく震災後、一番盛り上がった屋内イベントです」
と嬉しい事を言って頂きました。参加してくださった方は、高齢の方が多かったので、選曲も皆さんが知ってるような曲を中心に選びました。
M1 上を向いて歩こう(池永憲彦)
M2 瀬戸の花嫁(松瀬一昭)
M3 浜辺の歌(鈴木あい)
M4 夏の思い出(鈴木あい)
M5 北国の春(フジボン)
M6 笑顔の花(鈴木あい)
M7 尾道の夏(松瀬一昭)
アンコール
お富さん(フジボン)
上を向いて歩こう(ジョーイさん)
全員歌えるので、多分飽きなかったと思います(笑)知ってる曲が多いので喜んで頂きました。あとは、アーティスト2人が気仙沼で歌っていた曲をあえて選曲させて頂きました。オリジナルは自分の想いが乗ってるの で、必ず伝わると思ったからです。松瀬の尾道の夏はいつ聞いても気仙沼を想い出します(笑)それくらい向こうでのイメージが強い曲。あいちゃんの笑顔の花 もそうです。二人の想いはきっと届いたと思います。
会場はとても盛り上がり、帰りに上を向いて歩こうを口ずさんで帰るおばあちゃんがいらっしゃったり、嬉しい話を沢山頂きました。
嬉しかったのは、ひろやす荘さんが、バンドの垂れ幕を作ってくださったこと。これでテンションはかなり上がりました。本当にありがとうございました!
今回の突然のJOEY さん。熊本でアーティスト活動をされてる方で、フジボンが前日に一緒に飲んでて飛び入りで参加されました。僕らでは安易に言えない言葉がありますので、今 回は震災の事には触れずに純粋に音楽を楽しんでもらおうと思っておりましたが、実はこの数日前にまた震度5弱の地震が来ており、みなさんが精神的にかなり の打撃を受けておられる事を聞いておりました。そんな時のJOEY さん。自身も震災を経験されてるので、JOEY さんからの言葉で、最後はしめくくり、もう一度上を向いて歩こうをみんなで歌いました。
久しぶりに行った益城町は、驚くほど変わってなく、まだまだ倒壊した家がそのままになっており、南阿蘇は分断された道路の復旧もままならない状態でした。
現地はまだまだ戦っている最中と感じました。これはテレビではあまり報道されていないような気がします。もうすぐ半年になると思うので、その時にはやると思うのですが、とても大変な状況のままです。大変な状況の方は沢山いらっしゃり、まだかかると思います。
我々も後何回かは現地に行って元気になれるイベントを開催したいです。4度来たらもう深い仲間です。気仙沼と同じく一緒に復興まで歩いていきたい気持ちです。
ぜひ皆さんのご協力が必要です。大きな事が出来るわけではありません。でも私、身体は元気で行動は早い方です。楽しめるアイテムも持っております。HJPや、アーティスト仲間、友人、支援者の方々、同じ志を持つ仲間に囲まれて おり、その人達と共に人生の三分の一は、元気になってもらえる活動に関わってきたので、何かしらの力は備わってると思います。
このような感じで、小規模でも長く続けていきたいと思っておりますので今後ともどうぞ応援のほどよろしくお願いします!本日生活相談課長の楠田さんより嬉しいメールをいただきました。聴いてくださった利用者さんから、また来てほしいとの声が沢山あったそうです。嬉しい限りです。今回も大成功という事で支援者の方々へのご報告とさせて頂きます。ありがとうございました。
池永憲彦
益城ひろやす荘 活動報告 第二弾 NPO法人HJP
1、期間
平成28年5月27日(金)
2、訪問先
熊本県益城町 特別養護老人ホーム ひろやす荘
3、目的
(1)アドバイザー派遣。気仙沼で5年間復興の中心として尽力された同じ業種の「社会福祉法人キングスガーデン宮城」の山崎本部長と佐藤由美子さんをHJPの特別顧問として同行頂く。
(2)6月4日に開催予定の尾道&気仙沼グルメイベントの打ち合わせ。
二回目の熊本県益城の特別養護老人ホーム「ひろやす荘」に行ってまいりました。
今回はHJPの特別顧問として気仙沼から、アドバイザーのお二人を益城にお連れさせて頂きました。ひろやす荘と同じく、気仙沼の老人ホームを経営されていて、5年間気仙沼の復興に尽力された気仙沼キングスガーデンの山崎本部長と、事務長の佐藤由美子さん。
ひろやす荘の理事長と施設長と、気仙沼のお二人は被災状況は違えど、仕事も立場も驚くほど似ているので、僅か1時間半の滞在でもかなり精神の奥の部分での深いお話が出来ていたように感じました。
同じ状況を味わってる人同士だからこそ、分かり合える事があり、5年間経験されてるお二人だからこそ自らの経験で話せる事があるので、とても良いお引き合わせになりました。
施設長の永田恭子さんと佐藤由美子さんの出会いは個人的に願っていた事なので考え深かったです。
今回は写真撮らなかったですが、減っていくニュースと反比例して状況はまだまだ厳しいです。ただ、益城までは高速道路が開通。福岡空港を13:00に出発して、益城まで高速道路で行けて(前回は玉名までだった)
14:58には益城ひろやす荘に到着しました。
道路は良くなっていたものの、やはり奥に入ると全く状況は変わらずでした。黄色い紙と赤い紙が辛い。危険と書いてある赤い紙は、見た目ではわからない綺麗なままの家にも貼ってありました。
山崎本部長、由美子さんも益城の奥に入った瞬間の景色の違いに驚いてました。
到着したら4.24以来の永田恭子さんと、生活相談員課長の楠田さんが迎えて下さいました。
お二人共あれから何度も連絡してるので、懐かしい友達に会ったかのような感覚もありますが、ここまで1日1日がしんどく、今日まで長かっただろうなと思う方がまだ強いです。
いつか、このお二人とも、山崎親分や由美子さんのように一緒に飲みに行ったり笑ったり出来たらいいなと思いながら、早くその日が来るまでお手伝いをしなければと思いました。
由美子さんの話は、自分のあの時の立場と今思うこと。当時あまりにもボランティアが来てくれたり、色々な人が来てくれすぎて毎日ありがとうを言っているうちに、ありがとうに疲れてくる時があったと。全て善の気持ちなので嬉しい気持ちがありながら、そこに慣れていく自分を受け入れられない葛藤があったと。東北震災の時に比較的早く来てくれた人の言葉で、
こうゆう事態には第四までの波があると。第一は、災害支援部隊、そして、第二が医療関係者など、第三が、ボランティア。
そして、災害が世の中に忘れかけられてる時も変わらず応援しに来てくれる人達が第四の波。この第四の波が、これからあなたを助けてくれる人
だと、由美子さんは言われたそう。
震災直後の忙しい時期だったので、全くその言葉が入ってこなかったけど、今になって思うと本当にその通りだったと。そして、「あの時(2011年)は、被災地を離れたらダメなんじゃないかという気持ちがあった。でも池永くん達、JCのみなさんが震災年の8月に復興支援イベントに呼んでくれて、初めて被災地を離れた。その時に瀬戸内の綺麗な海を見て、暗い気持ちよりも、こんな街にしたいとか、これからこうゆうのを創っていきたいという建設的思いになれた。だから、ダメだと思わず、後ろめたい気持ちも一度消して、そこから気分を変える為に少し離れる勇気も大事。」という言葉をかけておりました。
施設長の永田恭子さんも、忙しさと非日常的な毎日にしばらくハイになってしまい、興奮状態で眠れなくてもしんどくないと。
そんな話をした時は、山崎さん、由美子さんは、「私達はそれが一年続いたよ」と。
そして由美子さんも一番心配してたのはスタッフのこと。突然ガクッとくるので、心のケアは大事。ひろやす荘に泊まり込みで働いてる恭子さんに、頑張りすぎちゃダメよと、家に帰る事を勧めておられ、恭子さんもきっかけを探してたとの事でこれから帰る事に。
ここから、話は随分と盛り上がってましたが、池永は6月4日の、ひろやす荘での「てっぱんお好み焼&気仙沼グルメとミュージック!爽やか瀬戸田レモンスカッシュはいかが??」の打ち合わせがあるので、その後は席を離れました。
今回は急遽、熊本に一緒に来て下さった山崎本部長はキングスガーデンさんからお見舞いも持って来てくださいました。短い滞在の為に本当に感謝です
池永打ち合わせ。 生活相談課長 楠田さんと。6月4日土のイベント会場視察。
ここのスタッフの皆さんや、ご家族、避難所の方々が少しでも元気になれる楽しいイベントを開催します。こちらメンバーは20名以上。楽しい企画が出来そうです。
全てては支援者のみなさんのお陰。
富司純子さんや、井ノ原氏、浜中先生、大田原さん、湯浅さんの資金応援のお陰で、思いっきり采配振るえております。HJPの小堀理事長、島田副理事長や、渡邊さんにアドバイスを受けながら、HJPメンバーの代理としてしっかりとさせていただこうと思います。
長期に渡る応援はまず人間関係。この人間関係がしっかりと現地で出来てこそ、正確な情報がわかり、的確な応援が出来る。第二回はそうゆう意味では第三回に向けてのイベントにもつながる大切な時間となった。
三人はたった1時間半の滞在で、そのままトンボ帰り!!初の九州上陸のお二人なのに、観光はサービスエリアのみ(涙)それでも喜んでおられたのが面白かった。
しかも、この日はお二人東京に飛行機で行かれる予定が突然羽田が閉鎖!!! 韓国の飛行機から煙が出たそう。緊急に新幹線に変更するも最終が博多駅から18:58分発!
福岡空港の現時点で「18:40分」だったので、間に合わない恐れもあったので、三人で猛ダッシュで走りまくり、ギリギリ新幹線に滑り込み(笑)
汗まみれで、ヘトヘトで帰って行かれたお二人。こんな数奇な事が、このお二人にはよく起こります。大変な事なのに滑稽で、三人で大笑い。ちなみに、私は尾道帰りなのでよく考えると走る必要はなかった(笑)
またこれも、良い思い出です。
本当に忙しい中、遠い気仙沼から駆け付けて下さりありがとうございました!
NPO法人Happy Japan Project 池永憲彦
活動報告 池永憲彦
2016年4月24日(日)~25日(月)
訪問先:熊本県神社庁/おはな整骨院/特別老人養護施設「ひろやす壮」
神社本庁:渡邊剛/おはな整骨院 常務 秋吉泰樹 健軍院院長 木村毅一郎
NPO法人HJP 池永憲彦 池永奈津子
この度の震災で被害が大きかった益城町に行ってきました。知人の従兄弟が理事長を務められる老人ホームから、要請を受けたので物資と義捐金を届けた。
結果は必要な物をNPO法人メンバー渡邊剛氏の所属する熊本県神社庁で現地調達し、支援金と共に大量に届ける事が出来た。
駆け付けてくれた熊本の「おはな整骨院」の秋吉常務、木村院長のお蔭で大量に運ぶ事で出来、
涙を浮かべて喜んで下さった方もおられた。
その後の引き継ぎが出来、その後の関わりの見通しも立ち、やるべき事も決まった。
今回は人の優しさが生んだ沢山の偶然が重なった事と、気仙沼での経験が生んだ直感のようなものが助けてくれた感じがした。
◆ひろやす壮に届けた物資
●飲料水 450本 ●クレラップ30本入 2箱 ●ダイアラップ30本入 2箱
●ぽり袋50枚入 1箱(現在ポリ袋とペーパータオルがかなりたりないとの事)
●白がゆ 100個 ●梅がゆ 140個 ●卵がゆ 200個 ●鮭かゆ 140個
●なめ茸15入 12箱 ●ケチャップ 20入 2箱
●米 30キロ 6俵 ●ウェットティッシュ 15入箱
●ウェットシート1箱 ●除菌アルコールスプレー 400n10本
●ブルーシート10枚×4 ●アルコールポケットウェット 10枚×3
●かつおつゆ 6入 1箱 ●ごまドレッシング 6入 1箱
●四季のつゆ 6入 2箱 ●マヨネーズ 20本
●嚥下食 318食 ※記載者 奈津子
支援金:20万円(富司純子様)
今後の予定
●継続支援。ひろやす荘へもう一度今年中に訪問。その際に第二回支援金20万円持参予定。
ひろやす荘は、利用者と合わせて140名の人が避難している場所。資金は何かと必要。
●熊本の支援を考えている人の窓口になれるよう、何度か通う。心を通わせないと相手が気を遣ってしまい、本当に必要な情報を得る事が出来ない。
●物資支援:不足している物資の支援はおはな整骨院の復興支援チーム「熊本応援し隊」と連携して今後も届けていく。
●被災されてる方の身体のケア:治療ボランティアとして毎日活動しているおはな整骨院に、被災者の治療と施術を正式に仕事として依頼。理由はいくら立派な活動でも実質ボランティアは続かないし、営業再開まで無収入だと整骨院の運営が圧迫される。東北の時もそうだったが、現地で頑張ってる人の支援はとても大きな支援の一つ。一日のボランティアを1回10万円で依頼。5名~10名のスタッフできちんとした形で動ける。
4回で約133名以上のケアが可能。現在140名が避難しているので、全員の施術が可能。
現地での必要物は金、物資、薬、そして体のケア。
プロの治療家の施術は今の益城では大きな助けとなる。
●アドバイザー派遣:気仙沼の社会福祉法人キングスガーデンの佐藤由美子さんを
アドバイザーとして気仙沼から誘致。佐藤由美子さんと、益城の永田恭子さんは同じ
特別老人養護施設の経営者同士。津波被害から5年間街の復興のシンボルとして活動し続け
てきた佐藤由美子さんは、必ず同じ立場の永田恭子さんの心の大きな支えになるのは間違い
ない。そして、同じ被災地ならではの悩みを共有し、大きな力を生むモデルケースになる事
は予想できる。
そして被災を5年経験している先輩として実質的な5年分のアドバイスが可能。
そのお繋ぎ役を今後も引き受けようと思う。
●尾道てっぱん同盟 尾道お好み焼き炊き出し支援
NHK朝どらてっぱんがきっかけとして出来たお好み焼きを焼くボランティアチーム。
被災地は楽しい事がこれから必要となってくるので、その時期を見極めて尾道てっぱん同盟
にお声掛。その費用を援助したい。
●芸能人誘致&イベント
ひろやす荘の理事長、施設長がおしゃっていた事。「芸能人の方の力を知った」。
これは実はコロッケさんが、同じ日に激励に来られていて、避難所の皆さんを楽しませたと
の事。田舎で芸能人を見たことがなかった人達は大喜び。疲弊しきってるスタッフのあんな
に喜んだ顔が久しぶりに見れたと、改めて芸能人の力を知った。本当にありがたいし、ぜひ
来て元気を頂きたいとおっしゃっていた。
益城は様々な支援が必要な場所です。応援よろしくお願い致します。